【1】患者向けガイド
 患者が適用を受けている医薬品について、各製薬メーカーが平易に解説した文書

【2】 添付文書
 添付文書とは医薬品に添付されている数ページの資料で、用量・用法、服用に際しての注意事項等が書いてあり、市販の医薬品を買うと敏と一緒に入っているものです。
「医療用医薬品」についてはもう少し詳しく書いてあります。医療用医薬品の添付文書は独立行政法人、医薬品医療機器総合機構のホームページから入手できます。

【3】インタービューフォーム
 インタービューフォームは医療用医薬品を取り扱う医療人(医師、薬剤師、看護師など)に必携の文書です。これは新規に医療用医薬品を厚労省に認可申請するとき厚労省に提出する書類に準じたもので治験結果や薬物の体内動態など詳しく述べてあり、概ね100ページに上ります。これも現在では独立行政法人、医薬品医療機器総合機構のホームページから入手できます。内容は専門的ですが、重篤な疾病にかかっている人は、自分が服用している薬のことを知るために、是非入手を勧めます。分からないところは当該製薬メーカーの医薬品情報室(通称 DI 室)に問い合わせれば詳しく説明してくれます。

【NET関係の添付文書の例】 
医療用医薬品には「商品名」と「一般名」があります。 

 (1)サンドスタチンLAR(一般名 オクトレオチド、持続性筋注射:  患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム
    <ノバルティスファーマ>

 (2)アフィニトール(一般名 エベロリムス):  患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム
    <ノバルティスファーマ>

 (3)スーテント(一般名 スニチブ):  患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム
    <ファイザー>
 (4) ザノザー(一般名 ストレプトゾドシン): 患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム   

 (5) テモダール(一般名 テモゾロミド): 患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム  

 (4) ゼローダ(一般名 カペシタビン): 患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム  

 (6)ティーエスワン: TS-1(一般名 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム):  患者向けガイド  添付文書  インタービューフォーム
    <大鵬薬品>

 (7)ジェムザール:(一般名 ゲムシタビン): 添付文書  

  なお、未認可の医薬品については添付文書やインタービューフォームを日本語で入手することはできません。
  外国で認可されているものは当該製薬会社や外国担当省庁のホームページなどに問合せが必用です。